郷浜食検、木村

小説

春は出逢いと別れの季節。
この春、公務員獣医さんになる方は、ひょっとしたら、「いただきまーす!」に出てくるような人に出逢えるかもしれませんね。

まずは「郷浜食検、木村」。

もう、闘志むき出し。(笑)
己の野心しか頭にありません。

でもだからこそ、強い輝きを放ちながら回りをぐいぐい引っ張り回していくんですよね。
つられて動かされた人にも、「まあ、しょうがねえ、付き合ってやるか」って思わせる、人としての魅力にも満ち溢れている。

公務員になったんだなあと意識した次の瞬間、公務員仕事なんだからさ、回りと協調しながらやんなきゃな、きっとそうだよな、って思い、自分を殺しがち。
けれど仕事をしていく中で、一度でいいから木村みたいに自分中心で生きていいんじゃないか、っても、思うのです。

木村はそんなこと気にしたことありません。
「あら、そうなの?ところでさ…。」って言われて終わりですね。(大笑)

(「郷浜食検、津田」に続きます。)

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