(「福利厚生を盾に思いのままに生きようとした人の成れの果て」の続きです。)
もうお分かりでしょうか。
楽をしたいから公務員になる、なんて考えは、どうか捨ててください。
公務員になるみなさんへ。
以下は私からの忠告です。
1 技術と知識・経験を積む努力を惜しむな
若い時は、愚直にひたすら技術と知識・経験を積み上げること。
積み上げたものは、後々のあなたを必ず助けます。積み上げておくほど、その価値が高まり、その後のあなたを助けます。
そのことを忘れないでください。
2 周囲の人物を心に留めておく
異動が宿命の公務員人生。
とんでもない数の人と出会い、一緒に仕事をします。
いい人ばかりではありません。
あなたにとって不利益をもたらす厄介者だったり、敵対関係だったり。
しかし、袖擦り合うもなにかの縁。
昔の人は上手いこと言ったものです。
全く会っていなかった人にひょんな機会で再会し、助けられたりします。
こういう、縁、みたいな得体の知れないものは自分ではどうにもならないもの。
ふいに現れて窮地を救ってもらった、なんて経験は、私にもあります。
周囲の人達みんなを好きになる必要はありません。
嫌いな人は嫌いで結構。
ただ、ああこの人と仕事したな、って覚えとくだけでいいのです。
そして不義理なことはしない。
そうやって淡々と日々を過ごす。
そうしているうちに、
ああ、ずっと一緒に仕事していきたい、関わっていきたい。
そう思える人が、いつか必ず現れます。
私が保証します。